血液の鉄人の理解しやすく役立つ臨床検査の部屋
2012年4月29日日曜日
血液一般検査-5.白血球数-
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白血球は、身体の組織に侵入した細菌や異物を取り込み、消化・分解し無毒化します、更に身体の免疫機能を司ります。 そのことから、白血球が増加したり、減少したりするということは、身体のどこかに細菌・ウイルスなどの異物などが侵入した時や、身体の中の何処かで炎症を起こしていると考え...
2012年4月22日日曜日
血液一般検査-4.赤血球恒数-
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赤血球恒数とは、赤血球の大きさ、赤血球に含まれるヘモグロビンの量を調べる検査のことを言います。 この赤血球恒数には、以下の三種類があります。 1.MCV(平均赤血球容積):血中に含まれる赤血球の大きさを表す。 2.MCH(平均赤血球血色素量):血中に含まれる赤血球...
2012年4月15日日曜日
血液一般検査-3.ヘモグロビン量及びヘマトクリット値
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1)ヘモグロビン量(Hb) ヘモグロビンは赤血球に含まれ、酸素を運搬する働きをすることから、この量が低下すると貧血となります。 反対にヘモグロビン量の増加は赤血球の増加に伴って見られます。 【基準値】 男性 13.8-16.6g/dL 女性 11.3-15...
2012年4月8日日曜日
血液一般検査-2.赤血球数-
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赤血球はヘモグロビン(血色素)を主成分として出来ています。 ヘモグロビンは、肺から取り込まれた酸素と結合して身体の各細胞に酸素を運び、同時に不要になった炭酸ガスを肺に運ぶ働きをしています。 赤血球の数を調べることにより、赤血球数が少ない病気や赤血球数が多すぎる病気が分...
2012年4月1日日曜日
血液一般検査-1.血液一般検査の種類-
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血液一般検査とは、体調が悪くなり受診した時や健康診断では必ず行われる検査のひとつです。 検査を実施する理由としては、身体に異常があるとそれが血液にいち早く反映されるため、病気の有無の判断や健康状態を調べる上で血液一般検査はとても重要な検査のひとつと言えます。 血液一般...
2012年3月25日日曜日
炎症マーカー検査-2.赤血球沈降速度検査-
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赤血球沈降速度検査とは、赤血球が試験管内を沈んでいく速度を測定する検査で、一般に血沈、ESRとも呼ばれます。 抗凝固剤を使用して固まらないようにした血液をガラス管に入れて一定時間放置すると赤血球が下へ沈み、その上部に淡黄色の血漿が残ります。 液の上端から赤と透明の境界...
2012年3月18日日曜日
炎症マーカー検査-1.CRP検査-
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身体の中に炎症の有無を調べる検査です。 今回はその中のひとつのCRP検査(C反応性蛋白)について解説します。 CRPとは、「C-リアクティブ・プロテイン」の略で、炎症や組織細胞の破壊が起こると血清中に増加するタンパク質の一種です。 肺炎血球(ストレプトコッカスニュ...
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