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2013年3月11日月曜日

尿検査-No.2 尿の色について-その5.黄褐色~褐色-


尿が褐色になるのは、肝臓の代謝でできる色素が尿の中に出てきているためで、肝臓機能の異常が考えられます。

急性肝炎や胆道系の病気などの可能性も考えられます、更に肝臓に炎症がある場合は発熱、黄疸、全身倦怠感などの症状も現れます。

※健康な人でも多量に発汗したときも黄褐色になる場合がありますが、これは一次的なもので心配はありません。

※朝起きたときや、運動をした後、多量の汗をかいた後、風邪で熱のある時などは、尿が濃縮されて濃い黄褐色の尿になることがありますが、これも一時的なものなので心配はありません。

しかし、褐色の尿が長く続いたり、発熱、黄疸、全身倦怠感などの症状が続くときには、直ぐに受診することです。