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2012年7月1日日曜日

性行為感染症検査-12.ケジラミ症の検査


ケジラミ症は、ヒトシラミ科に属するシラミが寄生することにより発症します。

ケジラミの寄生している毛と接触すれば100%感染します。

ケジラミはアポクリン汗腺を好み、陰毛部でヒトの血を吸い生活しますが、24時間血を吸えないと死んでしまいますが、卵は約10日間栄養の補給がなくとも生き続けるため、 この期間に痒みがないことから治癒したと勘違いすることがありがちです。

性行為による陰毛どうしの接触感染が主なものですが、オーラルセックスによって肛門周囲の毛、わき毛、胸毛、太ももの毛、まゆ毛、まつ毛、口ひげ、頭髪などに寄生することもあります。

毛に寄生したケジラミが吸血することによって、激しい痒みに襲われます。

性行為やオーラルセックスをして、1~2ヶ月に毛の生えている箇所に激しい痒みが発生すれば、ほぼ間違いなくケジラミに感染しています。

【検査法】

皮膚科を受診して、痒みのある箇所の毛の中に体長1mm前後ケジラミの成虫または虫卵(長さ0.5mm)を検出することによって診断します。


【ケジラミの自己検査方法】

1.虫眼鏡やルーペなどので痒みのある部分の毛を注意深く観察すれば成虫や卵を見つけることができます。

2.白色の下着を1日身につけて、下着をよく観察して下着に黒色の点状のしみ(ケジラミの排泄する血糞)が付着していればケジラミが寄生していることになります。

※ケジラミの成虫や虫卵を発見したり、下着についた黒色の点状のしみを確認した場合は、直ぐに皮膚科を受診して治療を受けて下さい※

※ケジラミ症は性行為感染症の中で、唯一自己検査が可能です※