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2013年10月3日木曜日

アレルギー検査について-8.アレルギー血液検査の問題点-

アレルギー検査を受けて、異常な数値が出ることがあります。

これは何を意味しているのでしょうか?

1.数値は高くなっていても問題となる症状が出ていないことがあります。
 この場合は、問題にならない場合もあります。

2.逆に、数値は低くてもなんらかの症状が出ていることがあります。

これは注意が必要となります。

特に、MAST33のような即時型のアレルギー検査は要注意です。

 【事例】

例えば、牛乳を飲んだ場合で考えてみますと、

即時型検査では、数値が低く問題ないように見えても遅延型検査を受けると高い数値になっていることがあります。

これは、即時型の検査だけではアレルギーの存在を見逃すことがあるということです。

このような状態の人は多く存在します。

この原因としては日本で遅延型のアレルギー検査が始まったのはつい最近で分からなかったからにほかなりません。

従ってアレルギー検査は即日型検査だけでなく、遅延型検査も受けておく必要があるということになります。

【まとめ】

1.アレルギー検査を受けておくことによりアレルギーの原因となる物質を特定しておきそれを避ける事が可能となる。
特にピーナッツやソバ、エビ、カニなどによる即日型アレルギーの防止に役立つ。

2.いま出ている症状の原因を特定して、その治療を行う。

3.異常値が出ても、何の症状も問題もない場合がある時は、あまり気にする必要はない。

4.アレルギー検査の結果は、絶対的な検査ではなく、気に留めておくだけの場合もあることを認識して受けることです。