血液の鉄人の理解しやすく役立つ臨床検査の部屋 Headline Animator

2016年2月23日火曜日

アレルゲン検査-MAST33-

陽性頻度の高い代表的なアレルゲン33項目を一度に測定可能な検査です。

【アレルゲンの項目】

Ⅰ.吸入系アレルゲン 15項目

花粉

1.スギ
2.ヒノキ
3. ハンノキ春~夏
4. オオアワガエリ春~夏
5. カモガヤ春~夏
6. シラカンバ夏~秋
7. ブタクサ夏~秋
8. ヨモギ

室内ダスト

9. ハウスダスト
10. コナヒョウヒダニ
11. イヌ皮屑
12. ネコ皮屑

真菌

13. アルテルナリア
14. カンジダ

その他

15. ラテックス
※ラテックス手袋で皮膚炎を起こす人や、小児ではゴム風船などにも注意が必要※

Ⅱ.食物系アレルゲン

1. 卵白
2. オボムコイド
3. 牛乳
4. 小麦
5. ソバ
6. エビ
7. カニ
8. ピーナッツ
9. 大豆
10. コメ
11. ゴマ
12. 牛肉
13. 豚肉
14. 鶏肉
15. マグロ
16. サケ
17. バナナ
18. キウイ

【検査に必要な血液量】

血清0.5mlで検査可能です。

【陽性となった場合】

MASTで陽性となった場合どのアレルゲンで陽性反応となったかがわからないことから、
項目の経過観察にシングルアレルゲン検査を行う必要があります。

【判定基準】

MASTクラス  
  0       0 ~ 1.39ルミカウント     判定・・・・ 陰性
  1       1.40 ~ 2.77ルミカウント     判定・・・・疑陽性
  2       2.78 ~ 13.4ルミカウント    判定・・・・陽性
  3            13.5 ~ 58.0ルミカウント    判定・・・・陽性
  4           58.1 ~ 119ルミカウント   判定・・・・陽性
  5           120 ~ 159ルミカウント    判定・・・・陽性
  6           160 ~ 200ルミカウント    判定・・・・陽性

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